RECOMMENDATION

  • @ray_tygggjj

    物語の衝撃的な始まりから終わりまで目が離せない内容。コウと白姫の掛け合いも可愛らしくて最高です。

  • @QFHGECeP8XjocE0

    キャラクターもみんなカッコいいし、話も素晴らしかったです!絶対に本買います!今絶対読むべき最高の学園ダークファンタジー!綾里先生、これからも応援してます!

  • @ikou0726

    自分はこの作品が初めてのダークファンタジーだったのですが、添い寝シーンや、先輩2人のノリツッコミ等が、めちゃくちゃ面白く読みやすかったです。初めのシーンの緊迫感が凄かったり、先の読めない戦闘や、物凄く良いタイミングでの挿絵など、読んでて物凄く興奮しました。1巻の発売が滅茶苦茶楽しみで、発売日に2回目を読みたいと思います!

  • @Pudding_242

    読んでいる途中にところどころ存在したなんとなく引っかかる点、ちゃんと理由があってしっかり回収してくれているのは当然として、主人公の抱えるデリケートな問題としてしっかり描き出している。主人公とヒロインの関係、それに伴った在り方と相手を思う感情について考えられさせられた良作。

  • @gurivinesyu

    結婚が、人生の墓場だと云うのなら。なるほど確かに、彼は【世界の終焉(おわり)】と結婚した。何故なら二人は誓ったのだから。誓ってしまったのだから。たとえ世界が終わっても、ずっと一緒にいるのだと。 ページをめくるごとに変わっていく言葉の意味は、まるで流れていく時間のよう。この本を閉じたとき、あなたは理解しているだろう。なぜ結婚なのか。なぜ花嫁なのか。なぜ【白姫】なのかを。 これは狂おしいほど残酷で、狂おしいほど優しさに満ちた――そう、終焉ノ花嫁を愛する物語。

  • @EA9062DFRJYTlPU

    綾里けいし先生が手掛けるシリーズ最新作と聞いて拝見しました。まず初めに、この『終焉ノ花嫁』という作品をいち早く読めた事に感謝を。作品読了後、ゾッとするような衝動と興奮の余韻がしばらく残りました。綾里先生が描く、独自のダークファンタジーの世界はとにかく残酷で、悲劇と矛盾に満ち、愛に満ち溢れており、この作品でもその部分がえげつないほど発揮されていました。コウと白姫が【百鬼夜行】の仲間と織りなす仮初の平和な日々の『内側』と、誰にも平等な『死』が微笑む凄惨で地獄が広がる『外側』の世界とのバランス構成、展開が凄まじい。読者の予想を容易く超えた『真実』を知った際の衝撃に心を震わされ、この作品の残酷な姿と互いを愛し合ったコウと白姫、永い地獄を超えた先に辿り着いた花婿と花嫁の『愛』に心を奪われました。グロテスクな描写と作中キャラを何度も地獄の底へ叩き落す惨劇が登場するのに、どんどんページを捲って物語を何度も読み返してしまう。イラストに関しても。村カルキ先生が描くキャラクターの表情が、その場面でのキャラクターの心情を表現していて、より強く世界観に魅入られました。増長なく、お世辞抜きで「これだ、これこそがダークファンタジーだ!」と思える最高クオリティの作品。一方、平和な日常の光景では、ヒカミとミレイのボケ&突っ込み漫才による温かさ、ツバキと白姫がケーキを食べる微笑ましい光景が和みになります。特にコウが、白姫が甘える時に見せる初々しい反応でニヤニヤが止まりませんでした!

  • @snowdrop_720

    綾里先生の愛と残酷な世界に心が惹かれました!自分を犠牲にしてまで互いを助けようとする2人の想いに感動しました。

  • @sourikyosei

    読み終えた後、また最初から何度も読み返しました!コウと彼の【花嫁】白姫の壮絶な愛の物語!散りばめられた伏線に驚かされました!

  • @kanata0118

    これほどまでに残酷で苦しくて切なくて、けれど確かな幸せと優しさもあって、真っ直ぐな愛に溢れた作品を僕は他に知りません。各々のパートナー達の確固たる絆の描写がどれも本当に素敵でした。積み重ねていく絶望の過程が読者の心が悲鳴を上げるほど克明に描かれていたからこそ、その果てに掴み取った幸せをとても美しく、尊く感じました。人間と人外の間にある愛情、人間同士の友情が丁寧に描かれていてとても心が温かくなりました。特に白姫とコウの約束、「貴方のために全てを殺す」「君のために君を守る」というフレーズが大好きです!誰が何と言おうと僕にとっては傑作です!

  • @RYU73199034

    「キヘイ」と人。その関係性と「花嫁」「花婿」。様々な事象が上手く絡み合い、独特な世界観を生み出し、読んでいてものすごく引き込まれた。ダークファンタジー好きには堪らない、とても面白い物語でした!

  • @lily97804035

    生々しくて妖艶な文章に何度も心を奪われました。どこまでもまっすぐな愛と歪んでしまったこの世界感がたまらなく好きです。

  • @softman_mfrdkok

    美しい…とにかく美しい… 素晴らしき愛の物語はこの作品にこそ相応しい絶対に読んで後悔はしません!!

  • @Grateful1013

    読み終わった時「あぁ、なんて歪で美しい『世界の終わり』とその『花婿』なのだろう。」と声が漏れました。読み進めるほど2人の誓いがとても言葉では言い表せないほど切なく、苦しく、愛おしく感じられました。今までの綾里先生のキャラクターの中でもこれからもっと素敵な物語を見せてくれると思わせてくれるそんなキャラクターだと思います。他のキャラもコミカルとシリアスでガラリ変わるとその立ち振る舞いや印象、キャラクターの過去から生まれる行動が心に残ります。今回、この企画に参加できたことほんとうにうれしく思います。ありがとうございました。

  • @uzura3w

    私事のお話ですが、綾里先生の作品とは、小学生の頃、平積みにされていたB.A.Dの可愛いイラストに惹かれて手を伸ばしたのがファーストコンタクトです。その頃からおよそ10年近く、綾里先生のむせ返るような血の香りのする作品を愛して愛して愛して愛し続けてきました。終焉ノ花嫁。寂しさを覚えるタイトル。素晴らしい。絶対に面白い。そんな作品をほんの少し早く読ませていただける事に、端末の前で五体投地せざるを得ない。三十分ほど端末の前で謎の言語を発しながら頭を畳に擦り付けている自分がそこにいました。では!と意気込み、最初の文に目を通し、読み進めていく。読み始めて少しして、あれ?と、少し手が止まります。なんだか、普通の恋愛のお話?脳髄に叩き込まれるような鬼気迫る描写の数々。文字から香ってくる鉄錆の匂い。潜在的な恐怖感を掻き立ててくる敵の姿。それらを前にしても「普通」という感想が抜けきらず、お話は中盤へと差し掛かっていきます。コウ君も白姫ちゃんも、お互いを想いあって、少し個性的だけど優しい人達に囲まれて、大変な毎日だけど、手を取って日々の幸せを楽しむ。満ち足りているが、それは何も特別なことではなくありふれている普通の幸せだなと、画面の向こうで「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い」と狂ったように呟く私は思いました。しかしながら、どうしても首を傾げてしまいます。幸せなことは良いこと。素晴らしいこと。素敵なこと。でも、なぜだろう。何か大事なことを見落としている気がする。歯車が狂ってるような嫌な感覚。靴下が左右逆のような、妙な居心地の悪さ。幸せな姿なのに、それをそのまま受け取ることを脳が拒否してる。そんな違和感がずっと付き纏っていました。ラスト30ページ。物語の真相にたどりついた途端。それまでの違和感が波のように「答え」として押し寄せてきた瞬間、涙が止まらなくなりました。違和感を覚えるはずです。だってそれらの幸せは彼女の文字通り身を削るような献身の上に成り立ってたのですから。こんな、すぐにでも崩れそうな「幸せ」を守るために、この舞台の裏で「2人」が何をしていたのか、想像できるだけの材料はお話の中に十分と言っていいほど散りばめられていました。勘弁してください。恐ろしい。なんて恐ろしい作品なんだ。ここにたどりついた瞬間、ハンドタオルがベショベショになり、腫れすぎた目が休憩をと叫び出しました。まさしく真相パート。ここはいらないと語るコウ君にこちらのHPは削られます。速度を増して過ぎていくかつての日常にHPは40パーセントを切って早くも限界値です。まってくれ、まってくれよ。なんでこんな事になるんだ。幸せだったじゃ無いか。あんなにも笑ってたじゃないか。あまりの辛さに最初のページに戻り、その日々の尊さに、ハンドタオルだけでなくバスタオルすらベショベショになって洗濯機に送りました。美しすぎる描写、素晴らしすぎる「二人」の日々。その全てがこんなにも辛く思えてしまうなんて。泣きながら「ざいごうでずぅぅ。でもつらぃいいい」と叫ぶしか、私に残された行動はありませんでした。あれ?これ、二人は幸せになってくれないのでは?二人の幸せは最早、過去にしか無いのでは??絶望感しか覚えなくなったあたりで、あの、あの、ラスト。ここまでで体力を完全に使い切った私は畳に伏せって「ありがとうございます」と絞り出すしかありませんでした。本当にありがとうございます。このお話のどこに感動したのか。読み終わりました今となっては「全部!!!」と叫ぶしか無いのですが、なによりもあの、幸せな日々が得難い宝物に変わる、あの瞬間だと、私は思います。こんなにも最初と最後で抱く印象が変わるのかと。何度だって読み返したい。読み返して読み返して、何度だってコウ君と白姫ちゃんと「彼女」に会いにいきたい。衝動のまま、お財布を片手に立ち上がって書店に走りそうになりました。素晴らしい。素晴らしかった。どんな人にもお勧めしたい。日本語を理解できる全人類にお勧めしたい。そしてここから物語が始まる事、ここが一巻である事に感謝を伝えたい。あとコウ君と白姫ちゃんの結婚式が見たい。そして、読んだ全員が最後のあのセリフに背筋を凍らせて欲しい。末筆ではございますが、こんなにも素晴らしいものを見る事が出来たこと。そして生み出してくださった綾里先生へ、最上級の感謝を込めて「ありがとうございます」と書かせてください。本当にありがとうございました。そして、あそこから続くその先を、今から楽しみに待っております。

  • @Mitsuki_9rage

    【世界の終わり】と結婚した主人公コウは【花婿】となり、全てを捧げ合った【花嫁】、白姫との約束を守るため、幾星霜の時を超えて運命を一心に追い求めるボーイ・ミーツ・ガールの物語。相容れないはずの人間とキヘイが愛し合い【花婿】と【花嫁】として運命を共にする【百鬼夜行】の面々が結んだ深い絆。濃密な描写が見せる世界と人物が実際に生きているように感じられて物語への没入感が凄まじく、衝撃のラストまで鳥肌が止まりませんでした。特にお気に入りはササノエと紅姫の夫婦で、言葉は滅多に介さないのに互いを大切に思う二人の在り方が行動に現れているところが大好きでした。一度読んで、もう一度初めから読んでしまう残酷で死が溢れた世界で繰り広げられる綾里けいし先生の学園ダークファンタジー!とても楽しく読ませて頂きありがとうございました!発売を楽しみにしています!

  • @Anri2121

    「花嫁」と「花婿」の関係は複雑なのに、愛の形は純粋で真っ直ぐ。さらに凄く綺麗で尊い!「キヘイ」とは何なのか、「彼女」とは誰なのか。コウ達はこの先どんな道を進むのか。読み進めるたびに良い意味で何度も予想を裏切られました。読み終わってから、もう一度読み返したくなりました!続きも気になります!

  • @tarosa078

    一番伝えたいことを最初に叫びます。《コウと白姫の一緒のベットで寝る寝ないのやりとりの時、半径2メートル圏内で見たかった!!》ほんとに。体育座りで大人しくしとくんでとりあえず、とりあえずほんとに半径2メートル圏内で拝みたかったです、、、これはめっちゃ大事だったんで第一に感想に書こうと決めてました。今回の終焉ノ花嫁も、異世界拷問姫に続き最高の作品でした。綾里けいし先生の世界観に私はどハマりしていて、涙も笑いも、全てが実際に心臓掴まれてるんじゃないかこれ?ってぐらいにグッときます。今回の話しの展開にも瞳孔開きまくりで、続きが楽しみ過ぎて夜しかきっと眠れないと思います。ありがとうございました。

  • @TAKA0520

    一気読みしてしまいました。最初はどこでもある正義ヒーローの学園ドラマかと思って読んでいましたが、キヘイとのやりとりや百鬼夜行内の人間模様の展開が面白く、とてもワクワクした!後半、主人公のコウがカグラ、白姫の千年黒姫という奇抜なストーリーがとても新鮮でした。最後に、新たな戦いと敵の存在について告げる言葉がありましたが、次はどうなっていくんだろうと気になってしまう終わり方だったので続きが気になります!今回は選んでくださりありがとうございます。応援しています!

  • @k655182373s

    洗練された文章から繰り出される疾風怒濤のストーリーに魅了されました。コウと白姫の関係の深まり方には正直最初のほうは戸惑いがありました。こういうもんだよねという感じで読み進めていき、タイムリープという形での真相が明かされたときは胸のつかえがスッとなくなった気分でした。個人的にお気に入りのキャラはカグラです。かなりの重要人物だろうということは予想できましたが、彼自身から正体を明かされるまでは見破れませんでした。見返してみると、ところどころに仄めかすことは書かれており、うまく隠されていたなあという印象を受けました。(単に自分の想像力が低いせいかもしれませんが)彼の選んだ選択肢、それから辿った道のことを考えると、コウが出撃する際の「頑張って」に込められた気持ちというのは、どれほどのものだったのか考えさせられます。彼はその一回に対して成功の気持ちを込めて言っていたのか、あるいは失敗した先に選ぶはずの険しい道に対して言っているのか。カグラの思いを考えるほどに胸が痛くなります。【逢魔ケ時】終結後、犠牲者が【百鬼夜行】からも出ているというのはさすがダークファンタジーという感じでした。次巻以降の更なる敵、人かもしれないその敵との戦いにどう立ち向かっていくのか楽しみです。タイトルの「終焉ノ花嫁」、終焉=コウではないことを祈るばかりです。また犠牲者が出ることを覚悟せねば……どのキャラも魅力的で、それぞれに焦点をあてると違ったテーマが見えてきました。コウと白姫・黒姫の物語だとしてもどうしても他のキャラにも目移りしてしまう。ラノベの「主人公+ヒロイン+α」という構造のαでくくることのできないキャラ達だなと感じました。こんな素敵な作品を一早く読ませていただけてうれしいです。アニメイトで予約注文させていただきました。ありがとうございました。

  • @kanandonadona

    とても面白かったです。発売前に読ませていただきありがとうございます。最初はキヘイという巨大な敵を倒していく物語だと思ったのですが、読み進めていくとこれは最初から最後まで花嫁と花婿の物語だったのだ思いました。物語のはじめに夢を見ていた気がしたというフレーズがあり、物語の後半にも夢を見ていた気がしたというフレーズを見たときにキヘイという存在と戦う世界の物語だと思って読んでいたのに、急にコウと白姫が互いを救う物語なのだとイメージが変わりました。花嫁と花婿の約束という章の 約束を、してしまった。というフレーズがとても印象に残っています。てっきり白姫の殲滅兵器としての能力の何かの伏線だと思ったのに、愛するものと一緒に生きるという呪いを受けてしまったということに気付いて鳥肌が立ちました。君を取り戻すための戦いという章でもう一度 約束してしまった というフレーズが出てきたときに、白姫の永遠に貴方と共にありますという誓いの言葉に苦しくなって泣きました。最後に黒姫と白姫が救われたときほっとしました。かわいいが2倍になってとても嬉しい。本が発売されたら買いにいきます。発売日が楽しみです。

  • @takenomikoto

    ダークな世界観。コウと白姫の尊いやりとり。そして明かされる衝撃の真実。これ以上の作品を、片手で数える程しか思い付かないほどに良かったと思える、そんな物語でした!

  • @KazaoTorimi

    コウが己の全てを賭して自らの愛した人たちを救おうとする姿にはとても胸を打たれる。残酷なばかりでなく、絶望の中には確かに希望があり、たった一人でも変えられぬ運命を覆そうとする姿はとても美しかった。

  • @3_pk4

    どんなに残酷な未来が待っていても互いを思いやる二人に心打た。序盤の伏線の回収も本当に素晴らしかった。ダークファンタジーな世界に引き込まれた。今後の展開が楽しみ。

  • @Sig0805

    とにかく最高の一言です。拷問姫の頃から読ませて頂いてますが、あのダークな感じがたまりません…後コウと白姫の関係が最高です…尊い…

  • @murakaruki

    企画書をいただいた段階で「世界の終わりと結婚した少年」というワードがあまりにも綺麗すぎて、驚いたのですが、原稿を拝見して一文一文がとても綺麗で引き込まれました。大好きな小説を読んでると、たまに脳内に映像がそのまま流れて再生されるみたいな事があるのですが、終焉ノ花嫁はまさにそれでした。エピローグの「蒼い目は、空のようだ。白銀の髪は雪のようだった」が本当に好きです。百鬼夜行のキャラクター達は、ほとんどが死にかけた所に花嫁の契約して百鬼夜行のクラスへ転入した流れかと思うんですが、皆元いたクラスの友人から引き離されて孤独の最中、隣には命の恩人である花嫁がいたのかと思うと、尊すぎてしんどい・・という気持ちしかなくなります・・。歴史を変える事は、色んな人の運命を変える事なので、ある種とても残酷な行為だなって思うんですが、一人の愛する少女のために歴史を変えていくのが、狂気じみててとても美しくて好きです。

  • @OkVT8aCdjvJ3K26

    ストーリーの内容がよく、とても面白かったです

  • @momoziri06_23

    異世界拷問姫・B,A,Dの綾里先生の最新作!【花嫁】と【花婿】達のおりなす日常ありバトルありのちょっとダークな世界に貴方も引き込まれる!?

  • @Atow1029

    コウと白姫、人間の少年と機械の少女の歪だけど美しい愛。しかし永遠を誓い合った2人に立ちはだかる大きく分厚い壁。2人はどう乗り越えていくのか?「拘束を、隷属を、信頼を、貴方にーー約束しよう。貴方のために全てを殺すと」「信頼を、愛情を、運命を君に。約束しよう、君のために君を守ると」この2人のセリフに痺れました!これが本当のボーイミーツガール。本当に素晴らしい!コウを守ろうとし自分を犠牲にしようとした千年黒姫、白姫を救おうとして出来ず世界の理から外れてしまったカグロ。元は白姫とコウだった2人の髪色が入れ替わっているところにもこだわりを感じます。この1巻に二人の愛がぎっしりと詰まって、ぜひ多くの人に読んでいただきたいそんな1冊です。

  • @0VB9nYaXPMpAiWP

    これは愛の物語だと思いました。戦う時も、平和な時も、生きる時も、死ぬ時も、誰もが幸せを約束された花婿と花嫁でした。その愛がとても眩しかったです。

  • @emerald_5k

    人類の敵との戦闘と学園生活のほのぼのした感じとの緩急が巧みな作品です!後半の展開は衝撃的で読みながら心の中で、おぉっ!と叫び興奮度合いがどんどん大きくなりました!ヒロインの白姫ちゃん可愛い…

  • @fukimoku

    学園モノ、そして1巻目ということでほのぼのとした感じだと思っていたのですが……裏切られました(いい意味で)。前半は美しい白姫との出会いから、キヘイと戦う生徒達の様子、また、日常など王道に面白いストーリーを楽しませていただきました、が、後半から緊迫感、疾走感にあふれたバトルシーンや、花嫁との深い愛がこれでもかと伝わってくるシーン、そして抜け出せないほどの絶望中から必死に足掻いてコウが掴んだ未来……何だこの最初からクライマックス感!!!!と叫んだほど心に刺さりまくりでした。絶望のなか大切な誰かのために必死に手を伸ばす登場人物たちの様子たるやどんなに美しいことか。綾里さんの作品の絶望の中に見える微かな光の表現がとてもドラマチックで、とても美しい童話を読んでいるようでした。そして何より異世界拷問姫の瀬名櫂人・ヒナ夫妻が大好きだった私には白姫&コウ夫妻の関係がたまりませんでした。ビバ相思相愛人間×人外。これからもっとイチャイチャして欲しいです。幸せであれ。彼らがこれから先どうなっていくのか気になって気になって仕方ありません…!文章を書くのが苦手なので変な言い回しになってしまった所も多いと思います、すみません??これから先の終焉ノ花嫁の物語も楽しみにしております。

  • @Sirayukitiyo

    まさにダークファンタジーこれが私の求めた読みたかった本

  • @O12C6

    設定と世界観が分かりやすく、とても読みやすかったです。緊迫感がありつつも爽快なバトルシーンや、茨の道を突き進んでいく展開に思わずのめり込んでしまいました。とても面白かったです。

  • @yuuta158071

    カグロ・コウは遺跡で【花嫁】白姫と出会う・・・この出会いが世界の変革を呼ぶ!この出会いは運命かそれとも必然か・・・世界観と設定が分かりやすく爽快感と緊迫感がバトルシーン特に後半から残酷な地獄を突き進んで行く展開にのめり込みました

  • @Elre___

    一人一人のキャラクターが魅力的で美しい。一見不気味な【花嫁】達に読んでいくうちに魅了されていくこと間違いなしです!【花婿】達も個性的で特にヒカミとミレイのやりとりがとても好きでした。ストーリーは、押し寄せるような伏線回収に飲み込まれました。まだまだ続きが読みたい!綾里先生の描く愛は、絶望の下にあって尚、美しく感じます。ここでしか読めない最高の物語です。

  • @calvin_aglight,277854313

    過酷な世界の中で、唯一人の運命の相手を求め続ける純愛ファンタジー。綾里けいし先生が描く残酷な世界観、花婿と花嫁の無垢なる絆、それに加えて村カルキ先生による世界観にぴったり、かつ繊細で綺麗なイラスト、両者の絶妙な融和はまさに最高の体験、一読者として非常に楽しかったです。終焉ノ花嫁は、正しく次世代の先触れを感じ取れる素晴らしい作品、この先どんな物語が待ってるのか今から楽しみです。

  • @Wanyajuntan

    この度は素敵なキャンペーンを開催していただき、誠にありがとうございました。物語の世界に触れた率直な感想を、下記の通りお送り致します。●一言感想①コウと白姫の蜜月の時をずっと見ていたいです ②一巻を読んでいるはずなのに、途中から最終巻を読んでいるような、怒涛のクライマックスでした③クラスの中に同一人物が一杯!今後の人間関係はどうなるのか気になります●一言感想の理由・詳細①率直に「2人のやりとりをずっと読んでいたい」と思いました。 2人の取り留めのない日常が、残酷な世界の中で一際輝いて見えました。仄暗い世界に灯る蝋燭のような暖かさを、2人のやり取りから感じ、読んでいてとても幸せでした。コウと白姫の二人に出会えたことが本当に嬉しいです。最期まで彼らを見届けたいです。②物語の中盤~終盤になるにつれて「巻数・ページ数に対する密度の高さ」に驚きました。 途中から長編物語のクライマックスを読んでいるような、そんな感覚を覚えるほどに濃密なお話でした。 物語の全体の流れでは一巻がプロローグだと思いますが、この時点で大変な長旅を終えたようなそんな錯覚を覚えました。これからの展開がとても楽しみであると同時に、これ以上の壁が待ち受けていると思うと百鬼夜行の皆が心配でなりません。一読者として、彼らの無事を祈っております。③メインキャラクターの中に、同一人物の「別の時間軸の姿」が多いので、色々と大変そうだと感じました。それと同時に、同じキャラクターだからこそカグラに対する印象が、読む前と読了後で大きく変わりました。 はじめキャラクター紹介を見たとき、カグラみたいなタイプのキャラクターには感情移入できないのかな、と失礼ながら思っていました。ですが、カグラが今のコウと白姫の姿を見て「どう思ったのかな?」「どんな言動をしたのかな」という観点で読み返すと、随所に彼の想いが散りばめられていて心が痛くなりました。今では好きなキャラクターの一人です。 今後、コウとカグラが二人の白姫とどのように付き合っていくのか、楽しみにしております。
    私は前作の「異世界拷問姫」で初めて綾里先生の作品に出会ったのですが、「異世界拷問姫」も「終焉ノ花嫁」も、言葉選びがとても素敵だなと感じております。どちらの作品も舞台は仄暗く、残酷な世界ですが、そこで生きる人たちの「願い」や「祈り」の言葉はとても純粋で綺麗だと思います。 前作「異世界拷問姫」では主人公櫂人の言葉が大好きで、今も彼の言葉に触れるために読み返しています(6巻の「産まれてきてよかったと泣けた時、初めて、死ぬ価値も生まれるのだ」という心の声がとてもとても好きです)。今作の「終焉ノ花嫁」ではどんな言葉に出会えるのか、今から楽しみでなりません。長くなってしまいましたが、感想を書かせていただきました。今回はキャンペーンで1巻を読ませていただきましたが、紙媒体で読み返せる単行本の発売日もとても楽しみです。また、気が早いですが2巻の発売も待ちきれないです。今はTwitterに投稿される素敵なSSを読みながら、1巻の発売を心待ちにしております。今後も「終焉ノ花嫁」と綾里先生の作品を応援しております。ありがとうございました。

  • @morisama0822

    読みながら展開を予想しても、それを上回る展開が用意されてる点がとてもワクワクして読んでて楽しかったです!また花婿と花嫁の掛け合いもとてもカッコよくて好きです!続刊も楽しみに待ってます!!

  • @haribotetiger

    控えめに言って、最高でした。綾里先生の描く美しく儚い世界観が存分に感じ取れました。面白くて1週目を読み終えてすぐに2週目の再読に移ってしまいました。千年黒姫やカグラとの関係性、それらを知った上で再読するとまた違った風景が見えて、カグラに仲間を大切にするコウの姿が見て取れました。コウの選択は狂っているけれど、自分の理想の為に全てを投げうって足掻くその姿はかっこよかったです。B.A.D.や異世界拷問姫等の過去の作品でも、そういう選択のできる男性の描き方が綾里先生は最高だと思います。花婿が花嫁に出会うボーイ・ミーツ・ガールの物語ですが、コウと白姫以外の百鬼夜行の面々もそれぞれ何らかの運命的な物語を持っているようで続きが早く読みたいです。個人的にはヒカミが特にかっこよかったです。過去の経験から二度と同じ経験をしないために自らの打てる正気の沙汰ではない手を用意しているところもかっこよかったです。ただそれよりも、何度も繰り返された世界で一人だけコウを気にかけていたシーンが彼の人となりを現しているようで印象的でした。本編でも割烹着やエプロンを着けている姿が見られたらいいなと思いました。今回は企画に参加させていただき、ありがとうございました。

  • @kumity0

    はじめに、この度は「終焉ノ花嫁 1巻全文試し読みキャンペーン」に参加させて頂き、誠に有難う御座います。このような貴重な機会を与えてくださったことに、深く感謝申し上げます。拙文では御座いますが、感想を書かせて頂きます。 本作を読んで感じたのは、パチッパチッとパズルのピースが音を立てて嵌まっていくような気持ちの良さでした。作中に散りばめられた伏線が、後から後から意味を持って回収されていくのが、とても気持ち良く感じました。学園戦闘物でありながら、さながらミステリー作品のようで、綾里先生の作品だなぁと強く感じました。 コウと白姫と千年黒姫の関係性が判明した際にはなるほどと得心しましたが、まさか、主人公とヒロイン両方がタイムリープするとは思わず驚きました。また、読み始めた時には、序盤に何度か出てくるコウの意識が混濁する文章に意味があると思っていなかったので、コウがタイムリープした際の描写と分かった際には、なるほど!と思いました。 その他にも、コウの白姫と出会った際の言葉「この時を待っていた気がする」の変化や、カグラの「頑張って」の意味など、タイムリープ物ならではの「読み直し」を楽しませて頂きました。 そして、白姫(千年黒姫)とコウが同じ回数の地獄を繰り返すことで、漸く望む未来を手に入れることが出来たといいう結末を大変美しく感じました。 この他にも、作品紹介文に「希望と絶望が織りなす、感動のダークファンタジー!」とありますが、この「地獄」が、単純にキヘイの蹂躙という世界観的の意味だけではなく、助けられない絶望を繰り返すコウと白雪にとっての地獄という意味もあるのかなと思ってハッとしました。 さて、私個人の嗜好の話となってしまいますが、私は、共依存や自己犠牲の表現がとても好きです。それは、現実では得難い精神性、有り様だからなのかも知れません。 綾里先生の紡ぐ『終焉ノ花嫁』では、だれもが必死に生きようとしながらも、大切なもののためならばその身を投げ出す。そんな人々が息づいていて、苦しい地獄のような世界だからこそ、その生き様が輝いて見えるのだと思いました。 コウと白姫の【逢魔が時】を越える話は一端の決着となりましたが、まだまだ、この地獄の世界に浸っていたいと思ってしまいます。 「【花嫁】となる一部の【キヘイ】が何故【花婿】を求めるのか」や、「学園の外に他の文化圏がないのか」など、気になる点はまだあります。また、「カグラの視点から見た今回の話」も見てみたいと思いました。なにより、白姫と黒姫がお互いに嫉妬しあう姿が見てみたいなと思っています。 作品の最後には、【逢魔が時】の謎と新たな敵についての記載があったので、まだまだ、先があるのだと思って嬉しく、楽しみになりました。 是非とも、多くの方にこの『終焉ノ花嫁』を読んで頂き、そして、本当のカーテンコールを迎えるまで長く続いて欲しいと願っています。 結びになりますが、今回は「全文試し読みキャンペーン」に参加させて頂きましたこと、改めて感謝申し上げるとともに、『終焉ノ花嫁』が大ヒットしますことを御祈念致しまして、感想をお納めさせて頂きます。 綾里けいし先生、村カルキ先生、ご担当者様、ご関係の皆様におかれましては、何卒お身体にご自愛頂きながら、頑張ってください。微力ながら応援しております。 この度は誠に有難う御座いました。

  • @jPidBcEBFQO6o7V

    キャラが可愛かったのもですがこの舞台設定がものすごく好みで良かったです

  • @yuukimasiro

    王道にして原点、そして新境地。学園という未知なる世界を舞台に繰り広げられるは真骨頂の残酷演舞という名の、数えきれぬ繰り返しの先に生存の未来を探す物語。どうか刮目して見てほしい、綾里けいしという作家の新たな原点にして1つの究極形がこの物語である。

  • @tAkAyA_20921

    すごく面白かったです!読み進めていく度に増す絶望感、そしてそれを超える怒涛の展開に鳥肌が止まりませんでした笑そして、普通に読んでいた様々なシーンがまさかあんなカタチで回収されるとは思いもしませんでした笑早く『終焉の花嫁』を手に取って読みたい気持ちがますます強まりました!(続きもすごい気になります笑)今回このような機会を与えていただきありがとうございました。

  • @2notugi

    読み終わった時に一巻分だったとは思えない密度と怒涛の展開で、泣きながらも読む手が止まりませんでした。前半で不確かだったものが後半で確定しつつ加速していく構成でとても面白かったです。地獄のような環境のなかでも互いを真っ直ぐに愛していたが故に苦しめられる白姫とコウの関係が儚く尊く感じられました。想い合う二人の行く末を見届けたくなる素敵な作品だと思います。

  • @Z0N3_2OSE

    シリアスな世界観と複雑な設定が、独特だと思います。なかでも、コウと白姫の関係は特別ですね。コウが彼女のために苦しむ姿は、心にくるものがありました。コウの白姫に対する思いが伝わってきます。

  • @known_horizon

    花嫁と花婿、白姫とコウの2人だけではなく他のパートナー達にもとても心惹かれました。このような素晴らしい物語を読めてとても幸せです。イラストと物語がとても合っていて花嫁と花婿のように素晴らしかったです。

  • @0705_otyagasi

    とても面白かったです!出てくるキャラがとても魅力的でそれぞれの個性や『きへい』に対する想いが違っていて面白かったです。前半から驚きの展開が披露されていき、予想外の連発。綾里けいし先生の書く世界観に魅力されました。その世界観が作品を読み進める事に深みが増していって特に後半は惹き込まれ読み進めるのが止まらないほど面白かったです。

  • @tantamaboy65

    最初普通に読み進めていた会話が、終盤に深い意味を帯びていたことを知り、大切なものを守りたいがゆえに何度も苦しい状況に立ち向かう姿にはたくさんの感情が芽生えました。人間とキヘイという普通では敵対するもの達が婚姻関係を結び、愛し合って共に過ごしていることには驚いたが同時にその愛情の尊さや美しさが印象的だった。

  • @Sion_hks316

    心の底からお待ちしていた大好きな綾里先生の新作!ステキな企画に参加させて頂けたことに感謝です!読了後は「こんなにも発売日が待ち遠しい作品があるのか」という思いです。読み進めながらも思わず声が出てしまいました。登場人物の皆も一人一人が魅力的で、愛しくてたまりません。そしてストーリーが!どこまでも目が離せず、息を呑む展開に緊張しながら読み進めてしまいました。本当に本当に発売日が楽しみです!

  • @isaki9696

    残酷で美しいという言葉がふと浮かぶような作品でした。綾里けいし先生の書かれるダークファンタジーは、読み手がその場で息を潜めながら実際に見ているように錯覚させる表現が幾つもあって、恐ろしいけれど読み進めたくなります。切なさと、運命と、花嫁と。感動を与えられました。

  • @dangoworld08

    互いを想い合うことによって紡がれる美しくも悲しくそれでいて尊い物語だと思いました。主人公と白姫に限らず他の花嫁と花婿との絆、慈しみといったものが垣間見え素敵でした。今後、それぞれがどのように描かれていくのか楽しみです。

  • @shadowolf1027

    前作の『異世界拷問姫』のように、何度繰り返そうとも擦り減らない不変の愛を感じます。カグロ・コウの可能性さえあるならば何度でも挑戦する意志の強さに感銘を受けました。次巻以降にイスミやユウキが復活して、再会してくれることを期待しています。

  • @poyapoyawarabi

    とても面白く、また素敵なお話でした! 次がとても気になります。それぞれのキャラクターがとても魅力的に描かれていて、読んでいて、みんな大好きになりました。特にササノエ先輩が好きです。怒っている時の語彙がとても少ないところが、とても微笑ましかったです。それだけでなく、クールなように見えて、自分の【花嫁】や百鬼夜行のクラスメイトたちを大切に想っているのだろうな、と思えるような振る舞いをしているところが好きです。これから、彼がどんな風に描かれるのか、とても楽しみです。また、ヒカミ先輩も、優しくて後輩想いなところがとてもかっこよくて好きです。ヒカミ先輩は、まるごと試し読みができる前から、ファンアートで割烹着を着ている姿などが描かれていましたが、そのときからどんな人なのか気になっていました。みんなのためにごはんを作ってくれて、まるでお母さんのように振る舞う姿を見て、いい人だなぁと思い、ますます好きになりました。ミレイ先輩との掛け合いのところも、面白くて大好きです!その他にも、ツバキちゃんやミレイ先輩、ヤグルマ君など、たくさんのキャラクターが出てきて、それぞれのキャラクター達が生き生きと動いているところが、本当に魅力的でした!作中では、コウと白姫の出会いについて詳しく書かれていましたが、他の【花嫁】と【花婿】の出会いも、キャラクターが魅力的なだけにとても気になります。今後語られることはあるのでしょうか? 楽しみにしています!また、コウと白姫の、互いに対する誓いの言葉が、とても綺麗だと感じました。「信頼を、愛情を、運命を、君に」「拘束を、隷属を、信頼を、貴方に」この対になっている言い回しが、個人的に特に好きです。始めに読んだときは、なぜ二人が互いに運命を感じているのかということに、ずっと疑問を持っていましたが、最後まで読んで納得しました。二人の在り方はとても美しく、まさに『運命』としか言いようがないのだと思いました。これから先、二人が「永遠に似た地獄」を行くのだとしても、その先に、確かな幸福がありますように。

  • @isisubmi04

    疾走感の中に濃厚な描写がありとても読みやすかったです。私が特に好きな部分は冒頭部分です。体験したことの無い情景ですが鮮明に脳に映し出されました。白姫の登場シーンが美しくそれでいて格好良くて心を奪われました。また、キャラクターそれぞれの個性の表現がとても良かったです。個性豊かなキャラクターを一筋の話にまとめられそこに冷静なコウがいてキャラクターが生きているように作品中で動き面白かったです。戦闘とほのぼのの割合が素晴らしく、飽きることなく最後まで読み進められました。綾里けいし先生の作品が本当に大好きです。素敵な企画をありがとうございました。

  • @P0qBPvwOHszTJXc

    まず、伏線回収が本当に見事でした。序盤のコウと白姫のくだりは綾里先生らしいなと思いました、そうやって読んでる内の伏線回収!本当に面白い物語でした。あと、個人的には綾里先生がよく小説内で使う『』の表現が多すぎたなと思いました。綾里先生これからも応援してます!

  • @carbon672835015

    異世界拷問姫から継ぐ綾里けいし世界を改めて堪能しました。危なくも美しさを秘めた世界。それでも生きて最前線に立ちながらも青春を送る学生達。そして【逢魔ヶ時】によって開く、世界の、いや、コウを取り巻く残酷さと美しさを帯びた真実。彼女達と共に歩む未来のための決死行。決死行の果てに掴む未来、コウと二人の“姫”の未来は例えこれよりも残酷なモノが待つとしてもその儚き美しさを持つ未来へと突き進むことを信じたい。

  • @list__u

    まずは、綾里けいし様、村カルキ様、作品に関わられた皆様。素敵な作品に出会わせて下さり、本当に在り難う御座います。それでは感想の方に移らせていただきます。私はこの物語を、純粋で恐ろしく、甘く、苦く、美しいと感じました。人間と[キヘイ]という隔たりを超えた運命の相手、解らない事だらけの関係でも美しいと感じられる愛。姿の違いや力こそ在れど、愛する花婿には人間と変わらないであろう[キヘイ]という存在に。それを受け入れる花婿達に。お互いを想い合い、総てを分かち合う彼らの姿には憧れと少しの恐怖を感じました。その関係はとても魅力的でした。前半の入れ替わる様な暖かさと緊張感がとても楽しかったです。百鬼夜行のメンバーのやり取りは微笑ましく、幸せな時間でした。後半はゆっくり読みたい気持ちと早く展開に追い付きたい気持ちがで文に食らいついていました。終盤の展開は本当に辛くて、負けないで…。と強く願っていました。カグラ、黒姫の真実にはとても苦しくなりました。苦しくて、やりきれなくて、悔しかったです。総てを背負ったコウと白姫の姿に読み進める手が震えました。彼らが壊れていく、諦めが過るその姿があまりにも人間らしく、とても切なかったです。そして彼らが報われた時には涙を止めることが出来ませんでした。百鬼夜行の全員がきっと多くの想いを抱えていることでしょう。そんな面々が何を求め、何を掴むのか。コウと白姫を待ち受けるものは何なのか。追いかけずにはいられません。そしてとても大変な事は、推し夫婦に本当に悩むということです。決められない私は百鬼夜行箱推しです。笑っ自ら応募しておいて、言葉と文章が下手で申し訳無いですが。こちらを私の感想とさせていただきます。大変時期ですからどうか皆様、お身体にお気をつけください。本当に在り難う御座いました。

  • @pinehead3

    嗚呼、綾里先生貴方の描く世界はいつも無慈悲で凄惨で哀れで醜悪で残酷なのに『美しい』と思えるのは何故ですか…正直言って綾里先生が学園モノ?と、思い初めは不安でしたがよくよく考えてみたらB.A.Dの時に回想シーンで見たなぁ?と思い出したのであまり気にせず読んでみたらやっぱり綾里先生が描くだけあって独特の世界観や言葉の使い方、何より全ての作品を通して見られる残酷さと愛のテーマは変わらず有りとても安心しました。で、最初に書いた言葉が読了して直ぐに生まれたワケでごぜぇます。

  • @Isicle_sleeper

    展開が凄すぎて一気に読んで、最初から読み返してを繰り返しました。綺麗な愛の物語でした

  • @tougome1026

    綾里先生の描く運命の二人はいつだって美しくて残酷です。今までの作品でも見られたそれが、今回の終焉ノ花嫁世界でも遺憾なく発揮されていたように思います。そして、今回は初の学園ものということで、平穏な日常パートや仲間たちとのやり取りが新鮮で面白かったです。コウと白姫以外にも【百鬼夜行】には多くの【花嫁】と花婿がいることも今後を楽しみにさせられました。きっと彼ら彼女らにも美しく残酷な運命があり、過去があるのだろうと感じられたので。第一巻で主人公の最大の秘密ともいえることが暴露され、一つの解決を見る、大胆な構成にいつも驚かされています。けれど、それが終わったって物語はさっぱり終わりを見せない。世界にはまだまだ秘密がある。読み終えてすぐに続きが読みたい!と思ってしまいました。

  • @m_uileH

    感想を書く前に二回読み返しました。一度目は、結末を知ってから再び読みたかったから。二度目は、それだけこの物語が面白かったから。作品の内容についてですが、まず展開が非常に良かったです。主人公カグロ・コウとヒロイン白姫の邂逅の場面は運命的で美しかったし、そこから始まる新たな日常も後の展開を引き立たせてくれました。そして終盤の怒涛の展開と明かされる壮大すぎる真実。一巻だけでこの真実がいくつも出てくるものだから鳥肌ものです。途中で一つ内容とあまり関係なさそうな違和感を感じたのですが、終盤で見事にその違和感が伏線として回収されたときには震えが止まらないほどに興奮しました。後味の良い物語でしたが続きがあるらしいので今から非常に楽しみです。また、この物語を一貫して貫いているのは【花婿】と【花嫁】の【結婚】から生まれる愛の存在です。この作品の魅力の一つに間違いなく人と人外・主従という枠を超えた多様な愛の形というものがあると思うのですが、平穏な日常の一場面の中で、また死と隣り合わせの戦場の中で愛の大きさが垣間見える度にその良さに惹きつけられました。関係性の良さは主従だけではありません。舞台が学園であるので当然主人公周りの生徒同士の距離感の変化、そして生徒と教師の関係性も楽しめましたが、これが物語の展開とあいまって普通の学園ものと比にならないくらいに良くできていたと思います。最後に一言、カグラ先生が好きです。

  • @sukaru011

    今回綾里けいし先生のラノベを拝見しましたがけいし先生の世界観がすごく伝わりましたしキャラ一人一人個性が強く出ていてとても面白かったです!特にコウが言った「もう一度言うよ。信頼を、愛情を、運命を、君に。約束しよう、君のために君を守ると」というところがとても鳥肌がたって二人の愛情が芽生えた瞬間でとても良いシーンだと思いました!次回作が気になります!けいし先生の作品を読むのは初めてだったのですが結構面白い作品に出会えて良かったです。次回作楽しみにしてます!

  • @demonsofcellar

    ただただ、ありがとう!読めてよかったと全力で思っています。綾里けいし先生、村カルキ先生、関係者の皆様に感謝を。 読み終わった後に、もう一度隅々まで読み返したくなりました。 各【花婿】の、【花嫁】への愛を込めた口上がかっこよすぎる。強い感情に萌えまくりました。人外と人間の主従、伴侶、守り守られ、そして共に闘う相棒といった関係性が好きな方々全員に本気でお勧めしたいです。「人外嫁」というワードが刺さる方は是非。 そして最後の最後に反芻される、コウの仲間達へのまっすぐな想いに涙しました。 それぞれの主従の関係性についてもっともっと知りたいのですが、続刊はいつでしょうか!?

  • @13shizuku1

    美しくて残酷な世界観にハマりました!残酷で悲しい部分と、【花嫁】と【花婿】の相手を愛し合う美しい場面がとてもよく、何度読み返してもハマってしまいます!次の展開が予想できないので毎回驚きます。白姫のコウを思う気持ちがとても可愛くて仕方がないです。

  • @Snow_Cat_Fox

    とにかく、今回も最高でした……主人公のコウと白姫の関係性は見ていてとても微笑ましくて癒されるところもあり、強い結び付きに心が震えることもありました。お互いがお互いの為、全く同じ、苦しい道を歩いていたのも印象に残っています。もちろんその2人の関係性もとても良かったのですが、百鬼夜行の面々とそれぞれの花嫁達の個性的かつ愛のある関係性がものすっっっごく好きでした!特にミレイ先輩とマイ・キティが大好きでした性癖でした可愛いです。この先それぞれがもっと掘り下げられることもあるのかと考えると楽しみで仕方ありません。キャラクターの一人一人が本当に魅力的で、全員大好き……としか言えないのですが、その中でも、カグラ先生が色々と複雑すぎて何を思えばいいのかわからなくて感情が迷子になるという人生初のことが起こってます……?でも、そういう単純に、簡潔にはならないところも綾里先生の魅力だと思っていますし、自分がそういう未知の気持ちを抱くことに喜びも感じてます。繰り返しになりますがとにかく最高でした……。私の語彙では表せないくらい最高なので、感想を、感情を伝える為に心ごとコピーして移植してほしいくらいです。でも多分できないと思うので、1回読んでみてほしい後悔はしないから……!!と言うしかないです……。本当に素敵な作品を、ありがとうございました!

  • @ptmjgatj

    面白いです。この一言に尽きます

  • @26LRS

    登場人物のキャラの濃さや、設定の緻密さ、独特の世界観、情景が目に浮かぶような言葉運びに、物語内にぐいぐいと引き込まれてあっという間に読めてしまいました。後半の怒涛の展開に頭がなかなか追いつかず、何度も何度も読み返して、読み返す度に前半部分に仕組まれていた伏線に翻弄され、何度読んでも新な気づきや萌えポイントがある素敵な作品でした。綾里先生の物語の幻想的な雰囲気の中にある残酷な表現がとてもすきで引き込まれるのですが、今作はいつも以上に儚さと美しさと残酷さが共存していて、素敵なのに悲しい、読み進めるのが怖い、けれど登場人物たちの行く末を見たい…というジレンマにとても苛まれました。黒姫やカグラの正体、コウに隠された秘密にもとても驚かされました。ササノエや紅姫、他の姫シリーズの謎もこれから明かされていくのだと思うと、とても楽しみです。逢魔ヶ刻は人の手で起こされているかもしれない、という新たな謎を残して1巻は幕を下ろしてしまいましが、綾里先生ワールドがこれからどのように展開し、コウや白姫たちを取り巻く物語を紡いで行くのかとても心待ちにしています。このように本編発売前に素敵な物語を読める機会をいただけてとても幸せに思います。ありがとうございました。これからも応援しております。これから暑くなって参りますが、お体に気をつけてお過ごしください。

  • @Yuki_D_Aira

    機械の翼を持った人ならざる少女と、欠落を抱えた少年の恋物語。全てをなげうっても相手を守りたいという強い“愛”に胸を打たれます。甘える白姫と甘やかすコウを見ていると「いいぞもっとやれ!」って気持ちになりました。

  • @wahhurupokepoke

    ひたすらいちゃいちゃしてて好きです推せます!!(断言

  • @mikisaidayo

    綾里けいし先生の新作とのことで、とても楽しみにしておりました。今回それを早く読めることをとても嬉しく思います。どうしても感想分かりやすく纏めるのが難しく、「〇最も印象的だった点 〇世界観 〇キャラクター」の3点に分けて書かせていただきます。〇最も印象的だった点人とキヘイ、様々だけれど純粋な愛が印象的でした。残酷で、多くの血が流れ、心もすり減っていくような話の中で愛だけは何処までも強固で純粋なものと感じられました。日常の何気ない掛け合いから、死のその先のやりとりまで、一貫して愛だけは純粋なものと描かれている、と私は感じたのです。〇世界観ファンタジーベースに機械があるのはとても格好良く、惹かれました。何気ない生体パーツやコードの描写も好きです。先日公開された村カルキ先生のイラストが非常に良くマッチしていると感じられて、情景がありありと目に浮かびます。情景やしぐさの描写一つ一つに質感があり、それこそ村カルキ先生が描かれるようなキラキラと輝きつつも何処か鋭利で残酷な風景が目の前に広がるようでした。また、遺跡や時間遡行など世界にも広がりが感じられて、是非この先も読んでみたいです。〇キャラクター百鬼夜行の皆が「誇り高い」。本当に格好良いと思いました。皆個性的だけれど「彼らこそ百鬼夜行」というある種の信頼感がありました。そして綾里けいし先生の作品を読むたびに感じるのですが、一冊読み終わった時にキャラクターの見え方が全然変わるんです。今回だと特に主人公・コウとカグラ先生。してやられたと思いました。カグラ先生大好きです。カグラ先生はきっと何処までも生徒のためを思っている、誰よりも生徒を大切にしている教師だと思うのです。しかし今回はカグラ先生がそういう「教師」であること自体が物凄く切ない。世界から放逐された彼が、コウや白姫をどう見ているのか。きっと大切にしているのでしょう……と考えるととても切なくなります。以上、私の『終焉ノ花嫁』感想になります。発売も楽しみにしております。

  • @R6SLove_46

    綾里先生の作品はやっぱり最高でした!自分はこういう世界観がとても好きなので読んでいてとても面白かったです!続きが早く読みたい!

  • @Renka_re_1108

    全身で、全員から、それぞれの"愛"を感じる作品でした。綾里さんから編み出される特徴的な文章が本当に大好きで、とても面白くて、素晴らしかったです。綾里さんの特徴的なルビ、一度ハマればやみつきになってしまうこと間違いなしでしょう。何度でも読みたくなり、読めば読むほど美味しくなります。もちろんグロテスクなところも多い作品ですが、読みやすく、こんなに次の巻が楽しみになる作品は滅多にありません。個人的な話になりますが、異世界拷問姫のヒナとカイトの関係がとても好きだったので、今回の作品は本当に刺さる物でした。もちろんたくさんの花嫁と花婿のイチャイチャ具合ももう本当にとても最高なものですが、相手のためなら全てを投げ出すという愛、これが本当に性癖に刺さる……!お互いがお互いを思ってお互いの見えないところで苦しみ、最後は何をしてでも “二人にとっての幸せ”をつかむ、たとえそれが世界を裏切っていたとしても、このコンセプト本当に大好きです。また、色々な人物が出てくるので、掛け合いやイチャイチャも豊富でとてもほんわかしつつ楽しめる作品です!白姫はもうとりあえずとっても可愛いです、相手だけを見つめる真っ直ぐな愛。相手の喜ぶことはするし、嫌なことはしない。また、途中で明かされるコウのための、コウの為だけを思った深い、深い愛。そしてまた、コウの白姫を思う広い、広い愛。やめたいと折れる心を持ち直して、幾度も幾度もお互いが繰り返してきた変わらない世界を撥ね除けて、彼らがつかむ世界はとても綺麗で、愛に満ちていて、それでいて残酷で。嗚呼なんて“ダークファンタジー”なんだろう!

  • @patipati1120

    巻頭から綾里先生ワールド全開で物語に引き込まれました。登場キャラクターもそれぞれが魅力的で物語を彩ってくれてます!特に最初の出会いのシーンが印象的です!

  • @Mig2187550524

    濃厚なストーリーと迫力の戦闘シーンには筆舌に尽くし難いものがあり、さすが綾里先生の作品だと感じた。それ以外にも何組もの夫婦のそれぞれの絡みが最高に尊い特にミレイさんの夫婦にはものすごく僕に刺さるものがあった。ミレイさん!もしよろしければ僕も踏んで下さい!!!

  • @unagiunagi17

    ・「永遠にも似た地獄」というフレーズが最も印象に残った。・「キヘイ」と「婚姻」するというのは驚いた。・「百鬼夜行」のメンバーが婚姻している「キヘイ」のイラストが沢山あるとよりいいと思った。・序盤のコウの言動は、後半の伏線であることに気づいた時は鳥肌がたった。・主人公のコウが「キヘイ」の「白姫」を取り戻す以前に、「キヘイ」の「白姫」がコウを助ける物語だと思った。・「美しく、儚い物語」だと感じた。・後半、一気に引き込まれた。・隅から隅まで作り込まれているなと思った。この度はキャンペーンに参加させて頂き、ありがとうございました。とても面白く、特に後半は物語に引き込まれました。紙版が発売されたら、必ず購入して友達にも勧めたいと思います。素敵なキャンペーンをありがとうございました。

  • @23Alicexcrover

    「比翼連理」という言葉が一番相応しい。白を黒に染め上げてでも永遠に貴方とある為に彼女は紡ぐ。繰り返し繰り返しの先にある終わりに辿り着いた時、きっともう一度始まりを思い出す…

  • @Kirschblute0428

    綾里さんの作品を読むといつも時間を忘れて読みふけっています!今回も例にもれず、一気に結末まで読み進んでいきました!高校時代に、クラスの人とはあまり親しくなれず、校内の図書館でひたすら本を読んでいた私に、同じく図書館でよく本を借りていた友人に勧められたのが綾里さんの作品(B.A.D)でした。その作品で綾里さんのことを知りドはまりして、紹介してくれた友人と出会って綾里さんのことを知ることができただけでもこの高校に入学してよかったと思ったほどでした。綾里さんの作品では、主人公とそのペアになる者(今作ではコウと白姫)の愛の形、関係性がいつも美しく表現されていると思っています。どんな人生を送ればこんな語彙が出てくるのか、と思いながら、作中の世界に浸っていっています。作品のラスト40ページほどの、コウが何十回、何百回、何千回と時を遡り、【百鬼夜行】のメンバー、白姫だけでなく【千年黒姫】までも救おうとする姿、そのために最後には自分すらも造り変えさせるというところでは、すべてに対して感情が薄いように思えていたコウの印象が真逆に変わりました。コウが元から【百鬼夜行】のメンバーだったわけではなく1度死んで白姫に助けられたこと、カグラはコウが失敗し続けた結果の姿であったこと、【千年黒姫】は白姫がコウを救おうとし続けた故の姿であったこと、コウが【百鬼夜行】の仲間や白姫、【千年黒姫】を救おうと時を遡ることを繰り返しついには己すら造り変えたこと、どれも予想外で、それゆえに生まれた愛があることを感じました。何度読んでも初めからまた読みたくなるようなお話です。作中ではたくさんの死があるにもかかわらず、強く、美しく前に進もうとする登場人物の姿に心惹かれます。死の表現、兵器の表現がここまできれいだと思える作品は、綾里さんの作品に知りません。『終焉ノ花嫁』発売日には絶対書店に行って買おうと思います!今までの作品も含めて、この作品を生み出してくださった本当にありがとうございます。続きも楽しみにしています!

  • @fuurinkazan_TM

    歪であり純粋で真っ直ぐな「花嫁」と「花婿」の愛の狂気、そして全ての人間がどこか壊れてる異常な世界観。この闇の深さが堪らない…綾里先生の「嫁」愛が遂に前面へと押し出された最高の作品でした!

  • @138illu

    心臓を掴まれました。綾里先生の描く愛と絶望の物語に引き込まれて戻れなくなりそうです。甘い、甘い愛情の物語であり、同時に身を裂くような絶望との闘いの物語でもあり、目を閉じればすぐそこに【百鬼夜行】を感じるような鮮烈な描写に惹かれてしまいます。恋していると言っても過言ではありません。気づけば何周も繰り返して読んでいました。続刊が待ち遠しいです!!

  • @rito_rindou4

    序盤で露骨なまでに散りばめられる違和感を気に留めつつも読み進めれば、殺伐とした世界観の中で寄り添う花嫁と花婿の関係、コウと親しくなる百鬼夜行の面々のキャラクター性に魅せられ、あっという間に読了できました。物語終盤、序盤に感じた明確な違和感や、途中から薄々察せられる可能性の答え合わせが次々となされ、有り体な表現ですが、パズルのピースが嵌っていくような感覚が非常に心地よかったです。 好きなキャラクターをあげようとすれば、コウと白姫、百鬼夜行の花婿・花嫁たちはもちろんですが、個人的にはカグラと千年黒姫がとても好きです。両者はコウの視点からは明確に交わりませんが、ふたりともコウと白姫が交わした呪いのようにかたい約束の延長に在り、コウと白姫の運命と周年の最果てのような存在であるというのが堪らなく愛おしいと思いました。中身はかなり異なりますが、『B.A.D.』の異界の女のような、「本能的恐怖を喚起する超越的な力・空気感と妖艶で豊満な肉体を持ちながら、特定のものに強く執着する純粋な少女性を持ち合わせた女性」を綾里先生が描くと最高のものが料理されるのだと再認識しました。また、カグラの言動全体に感じられる演劇的なつかめなさ・大仰さ・わざとらしさも、私個人が非常に好ましく感じている綾里先生お得意(だと勝手に思っています)の描写・言葉選びであり、カグラの言動を読んでいてとても楽しかったですし、出てくることを待ち遠しく感じていましたし、特に終盤のカグラの台詞を含む全体的なムーヴが好ましいと感じました。 約束が呪いになり、呪いの成れの果てが更なる(約束を前提とした)呪いを産むというループ構造が顕になった瞬間の快感が非常に心地よく、総じて久しぶりの極上の読書体験でした。 試し読み企画に参加させていただき、ありがとうございました。

  • @Ek_OriharaIzaya

    読めて幸せ!まず、世界観が美しい!コウと白姫がメインの『花婿』と『花嫁』だが、他の『花婿』と『花嫁』に目移りするほど登場人物が素晴らしい!この感動を早く誰かと分かち合いたい!

  • @iwanamiiwana

    今回、試し読みキャンペーンにあたり、実際の発売日よりも一足先に綾里先生の新作を読まさせて頂き、大変嬉しく思います。今作につきましても、先生の書かれる各キャラクター達の純粋で繊細な心理描写、設定や世界観の作り込みに圧倒され、特に後半の予想も出来ない、息をつかせぬ展開に次へ次へとページを進める手が止まらず、最後まで一気に読み終えてしまいました。各キャラクターそれぞれに信念や譲れないもの、守りたいものがあり、その為にひたむきに進み続ける純粋さにとても胸を打たれました。そして、緻密に作り込まれた設定や世界観であるにも関わらず、読んでいて冗長だと感じない文章の為、抵抗や違和感無く作品の世界観にのめり込むことができました。また、章の頭に差し込まれている、最初は謎に包まれているが終盤に差し掛かるに連れてその人物の輪郭が分かるようになる構成や、読了後にもう一度読み返すことでより一層深みが増すシーンの書き方により、そのキャラクター達への愛着もより深いものとなりました。ほのぼのとした学園風景と戦闘シーンとのギャップが凄まじく、戦闘との間に挟まれる束の間の平穏が何よりも得難い物に感じられ、二人が約束をするシーンが自分の中でより尊いものへと昇華されたように感じました。今作の魅力はまだまだ伝えきれない程ありますが、これ以上は上手く言葉に出来ませんでした為、ここで失礼させて頂きます。自分の語彙力の低さに不甲斐ない限りです。カラー口絵や扉絵、あとがきが入った完全版となる小説の発売を楽しみにさせて頂きます。このような機会を設けて下さり、本当にありがとうございました。

  • @end_portal

    けいし先生の作品の語り口、世界観。その系列に連なる待ち望んでいた、一作。最高でした。百鬼夜行の日常、これからも続いていってほしい……

  • @clair07151129

    長編シリーズ最終巻のクライマックスを読み終えた気持ちなのにまだ序章とは。綾里先生のファンとしては、美しい地獄と約束された絶望については常に心の準備をしながら読んでいるわけですが、今は「え……? この先何をどう覚悟して読めばいいの?」という気持ちでいっぱいです。これは少なくとも数冊かけて書いてもいい内容ではないですか? そしてラストで大泣きする話では?(実際泣きました)それを「じゃあ、とりあえずここまではさくっと行きますね!」みたいに1巻の時点で見せられてしまったら、次巻を待つにあたってどんな心構えが必要なのか……恐ろしくもあり楽しみでもあり。そしてこんなにイチャラブな夫婦しか出てこない小説を生まれて初めて読みました。日常から戦闘中に至るまで、これでもかとあらゆるご夫婦のあらゆる性癖完全オープンな惚気を聞かされる。しかも登場人物全員、そのことに全く違和感を覚えていない。【キヘイ】が跋扈し少年少女達が否応なしに戦闘に駆り出される閉ざされた帝国、という設定以上にとんでもない世界でした。途中で我に返ると「一体何を見せられているんだろう……?」という思いが過るけれど、一瞬後には「【花嫁】可愛い! カッコいい! いいぞ、もっとやれ!」となっている。つまり最高です。そしてそんな日常がどうか続くようにと切実に願ってしまう。コウと白姫が繰り返した途方も無い時間を考えたら、二人に大切なものを顧みる心が残っていることこそ奇跡だと思うのです。カグラの「頑張って」の重さとか。絶望に絶望を重ねてくるのが綾里先生のスタイルと思っておりますので、この先、物語が進むにつれて「ああ、1巻のあの頃に戻りたい……」と願う日が来るのかもしれませんが、この世界とコウ達の行く末を最後まで見届けたいです。読み返すのに画面をスクロールするのがもどかしい。早く本の形で読みたい!絶望的な世界の希望に満ちた物語をありがとうございました。

  • @naginobudao

    最初は主人公が少し人間味がないように感じていたのですが、物語が進むにつれて、非日常の中に現れる主人公の人間味と色んな登場人物が出てきてとても面白かったです。続きが気になります…!!この本に出会えてよかった。今後の2人が楽しみです!!

  • @suzuto_0728

    異世界拷問姫の主人公とはまた違う、影のあるキャラで今後どのように明かされていくのか楽しみ。また最初、あれグロくないなと思ったけれどやはりグロくてある意味安心しました。綾里さんの世界観がわかる新しい作品なので今後も楽しみにさせていただきます。

たくさんの熱いコメント ありがとうございました!!

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